商談会と地域間連携の協議が開催されました

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商談会と地域間連携の協議が開催されました



坂本龍馬をテーマに、北海道・京都・高知共同で商品を開発

 1月29日(金)、京都市下京区の啓明商事株式会社にて商談・情報交換会が開催されました。当日は、北海道・宮城県・福島県・京都府・高知県の地域プロデューサーおよび生産者が集まり、商談・情報交換会が行われました。
 開催場所となった啓明商事株式会社の本社は、与謝野蕪村宅跡という由緒ある町家で、京町家でも最大級のもの。開催に先駆け、同社代表取締役社長の野瀬兼治郎氏による町家と生活様式などについての紹介がありました。
 伝統的な町家での今回の主旨は、「地域の商品開発」が大きなテーマ。「京都は食材ひとつを取っても、素材そのものよりも素材を加工する技術力で伸びてきた地域」と愛京家倶楽部の松下氏が切り出すと、北海道や高知県の地域プロデューサーは「素晴らしい素材は豊富にあるが、加工技術やブランディングが苦手」と述べ、京都と高知、北海道の共通点として坂本龍馬を挙げ、“歴史をひとつのテーマ”にして共同で商品開発を進めていこうという話になりました。


地域でしか知られていない素材をもっと世に知られるように

 具体的には、高知の地域プロデューサーは、“さとうきび”から製造した“和三盆”に極めて近い砂糖や、茎の搾りかすから作った紙を提案。また、文旦を使った和菓子や四万十川で穫れるせりの漬物の開発について、パッケージングやブランド化のうまい京都の和菓子や漬物の技術を利用したいとの相談が持ちかけられました。そして、北海道の地域プロデューサーから、十勝平野で穫れる大根、じゃがいものでんぷんから穫れる片栗粉、栗の味がする“くり豆”などについての紹介があり、地域でしか知られていない素材をもっと世に知られるようにしていきたいとコメント。さらに、宮城の地域プロデューサーからは、三陸地方の海産物としては有名な牡蠣(かき)や海鞘(ホヤ)なども紹介されました。


次世代に向けた地域の発展を継承するためのブランド化

 今回のコーディネートを行った本田勝之助氏は、「全国的にまだまだ知られていない、地元ならではの食材が多い。これを全国的に広めていくには、キーマンとルートを見つけることが重要」と話し、様々なジャンルにおいてルート開拓が大切であることを参加者全員が認識する場となりました。また、様々な商品アイテムをブランド化していくことも重要である反面、そのコーディネーター不足をどのように解消していくのか…。今や世界に通用する「京都」ブランドを見習い、各地域の特産品のブランド化を行い、それを海外にどのように発信していくのかを次回のテーマとして会は締めくくられました。
 まさに歴史と伝統の重みを感じる空間だからこそ実現した、「次世代に向けた地域の発展を継承するためのブランド化」を参加者全員が認識できる商談・情報交換会であったといえます。