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  <id>http://www.ebussan.com,blog/19</id>
  <title>注目の地域プロデューサー</title>
  <updated>2009-09-01T21:07:04+09:00</updated>
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    <name>永瀬 正彦</name>
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    <id>http://www.ebussan.com,blog/19/475</id>
    <title>森川幸子　合同会社リナックスカフェ</title>
    <link href="http://www.ebussan.com/blog_detail/id=475"/>
    <author>
      <name>にっぽんe物産市</name>
    </author>
    <updated>2010-02-01T20:53:00+09:00</updated>
    <published>2010-02-14T20:57:21+09:00</published>
    <modified>2009-09-02T23:16:55+09:00</modified>
    <summary>未経験ながら急成長を遂げた、女性地域プロデューサー &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　にっぽんe物産市では、研修プログラムや展示会・商談会、現地見学会・交流会などのイベントを通じて教育を行ってきたが、未経験ながら急成長を遂げた女性地域プロデューサーが、熊本県宇城市で活動している。　その本人に「注目の地域プロデューサーで取材したい」と打診したところ、「そんなエリートたちと一緒に取り上げていただくのは恐れ多いですよ」と笑いながら応える。看護師・PCインストラクターを経て、未経験ながら地域プロデューサーに志願した、合同会社リナックスカフェの森川幸子さんの話から、急成長の原動力となった地域プロデューサーに必要な資質について探ってみよう。 &#13;
      リナックスカフェでお話しする森川さん。持ち前のサービス精神から、インタビュー中も笑いが絶えない &#13;
     &#13;
   &#13;
患者の看護や、障がいを持った方の職業訓練、高齢者のパソコンサポートに携わる &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      リナックススカフェ隣のスペースには、地元宇城市の地域産品を展示したコーナーも &#13;
      　「私はもともと看護師をしていたのですが、夜勤がある不規則な仕事なので、自分の生活を見つめ直すため辞めました。その後、パソコンに興味を持つようになり、PCインストラクターになりました。看護師をしていた経験から、障がいを持った方の職業訓練や研修などをやらせていただきましたね。丁度その頃、熊本県宇城市でインターネットカフェをやらないかという話が、知人から持ちかけられて。過疎化が進んでいる農村地域なので、パソコンを見てくれる息子さんがいないんです。こうしたパソコンで困っている高齢者のメンテナンスをしてあげようと思ったんです」（森川さん）　そこで、高齢の生産者がパソコンを買い直すことなく、安く安全にリサイクルできるように『リナックス』を使ってカフェ形式のサポートを始める。『リナックスカフェ』の誕生だ。そんな時、地元の地域再生マネージャーから『にっぽんe物産市プロジェクト』の話を耳にする。　「自分たちのためにあるプロジェクトだと思いましたよ。それから毎日、インターネットで説明会の日程をチェックしていましたね。ある時、夜中の1時頃に日程をチェックしていたら、九州の説明会がないことに気づいて！　翌日の広島しかない、それも明日。5時に起きて車飛ばして行きましたよ」（森川さん） &#13;
     &#13;
   &#13;
地域プロデューサー同士のつながりに刺激を受ける &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　森川さんの熱意が通じたのだろう。彼女は一昨年の地域エージェントとして認められ、熊本を中心に活動するようになる。昨年から、様々な研修プログラムをこなしてきた彼女だが、地域プロデューサーになったメリットについて、「やはり他の地域プロデューサーとのつながりですかね。特に漂流岡山の阿部さんには刺激を受けました。投げたら跳ね返ってくるような桃を美味しく仕上げて、きっちり生産者をまとめ上げている。そして、『岡山果物カタログ』というブランドで生産者や地域をひとつにまとめている。こうした取り組みが宇城にも必要だなあって思いましたね」　森川さんはサイト制作でも、阿部氏の影響を受けているという。「漂流さんのホームページに刺激されて、弊社のサイト『熊本 ぶぶ屋』では思いきりマネをしました。深みのある写真が撮れるため、一眼レフのデジカメまで買いました。私自身、パソコンでの画像加工技術があるので、変にごまかしちゃうところがあって。だからこそ、商品の見せ方については本当に勉強になりましたね」 &#13;
      有機農業の第一人者・澤村輝彦さんのお話に耳を傾けながら、一眼レフのデジタルカメラで撮影する森川さん。澤村さんは森川さんについて、「まだ始めたばかりで慣れていないけれど、一生懸命勉強して頑張っとる」とコメント &#13;
     &#13;
   &#13;
地元の産品を安売りするのではなく、百貨店で価値をつけて売るために &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      生産者自らが百貨店に入れていたトマトジュースは、手数料を引かれて赤字を出していた。森川さんは、“いいトマトを使っているんだから、きちんとした価格で売りましょう”とアドバイスし、パッケージやPOPを見直して定価を変え、利益が出るよう改善を行った &#13;
      　森川さんは、まずは市場を知らきゃいけないという思いから、都内の百貨店はすべて回り、商品をチェックして回ったという。　「やっぱり地域ブランドが優れた商品は、容量やパッケージなど、消費者ニーズに応えた商品作りをしています。これはいかんと思って、アンテナショップを巡って買いまくってですね、生産者さんに見せましたよ。すると、生産者の意識も変わります。消費者が大家族か小家族かで容量を変えないといけない。なのに全商品、思いっきり大瓶で作りますからね。だから、瓶屋さんに頼んで、容量の少ない瓶のサンプルを全て取り寄せて見せてもらいました」　すると、野菜ソムリエの資格を取得するなど、生産者にも売るための意識が芽生えてきた。そして、生産者はもの作りに専念し、パッケージや販売はすべて森川さんに一任するようになったという。　「素人のおばちゃんが作った物を低価格で売るのではなく、百貨店で価値をつけて売ろうとしています。そのためには、商品開発まで踏み込んでお手伝いしています」（森川さん）　 &#13;
     &#13;
   &#13;
新しいモノを作るだけでなく、昔のモノも伝えていきたい &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　森川さんの活動のベース三角地方では、盆・正月に食べられていた“豆菓子”というお祝いのお菓子がある。小麦粉と砂糖を練って豆を入れて固めたお菓子だが、石鹸のように大きく、とても固いため廃れてきているという。　「この豆菓子を作れる人が今や数人しかいないので、この伝統菓子を何とか残していかなければと思っています。そこで、若い人に食べやすいよう小さくキューブ状にし、パッケージも変えたところ、『くまもと宇城の手みやげ』に選ばれました。新しいモノを作るだけでなく、昔のモノと技もきちんと伝えていかないといけないと思っています」（森川さん） &#13;
      昔はのこぎりで切っていたという大きくて固い“豆菓子”を、若い人が食べやすいよう改良を重ねている &#13;
     &#13;
   &#13;
自分の利益を優先するのではなく、まず相手の利益を考える“思いやりの心” &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      今は絶滅してしまった不知火海で捕れた小魚“ぶぶ雑魚”が住めるような、きれいな海や山にしたいという思いが込められた、森川さんが運営する『熊本ぶぶ屋』のWebサイト &#13;
      　 今、地域プロデューサーとして一番やりがいを感じる時についてたずねると、「課題のある商品を再生させた結果、消費者が買って喜んでくれた時ですね。それを生産者さんに伝えた時にやりがいを感じますね。この前も保存料がダメなアレルギーの人が、トマトケチャップが食べたいけれど、保存料が使ってあるから食べられないと嘆いていたんですね。そこで、うちのケチャップは保存料が一切入っていないので、そのことを伝えたところ安心して購入してくださって。その後、トマトケチャップの生産者さんに聞いたら、その方がリピーターになってくれたそうです」（森川さん）　現在、地域プロデューサーの多くが利益を上げることが難しい状態にある。このことについて、森川さんにたずねると持ち前の笑顔で次のように応えてくれた。&#13;
「やはり商品の改良やコンサルティングの部分で、私たちも売上をあげていかなければなりません。でも、これは生産者から取るものではないと思っています。まずは生産者さんがやりたいこと、必要なことについて支援をしてあげたいですね。その中で、きちんと売上をあげる仕組みを作っていかないといけないですね」（森川さん）　自分の利益を優先するのではなく、まず相手の利益を考える。看護師や障がいを持った方の職業訓練、そして高齢者のPCメンテナンスを行ってきた、森川さんならではの考え方だろう。彼女が急成長を遂げた背景には、こうした“思いやりの心”が強く影響しているのかも知れない。 &#13;
     &#13;
   &#13;
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   &#13;
     &#13;
       &#13;
       &#13;
        プロフィール森川幸子（もりかわ・ゆきこ）昭和42年、名古屋市生まれ。父親の転勤で熊本に引っ越し中学・高校時代を過ごした後、名古屋の看護学校を卒業、名古屋市内の病院に勤務する。そして平成15年に熊本の診療所勤務を経た後、パソコンのインストラクター養成講座を受講し、PCインストラクターに転身。平成19年より熊本県宇城市で高齢者向けにリナックスを活用したインターネットカフェを始める。昨年より、にっぽんe物産市の地域エージェントに応募し、地元・宇城市の食品を中心に活動を開始する。熊本 Linux Cafe　http://www.linux-cafe.net/&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
熊本ぶぶ屋　http://bubuya.net/      りなかふぇ日記　http://blog.linux-cafe.net/ &#13;
     &#13;
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</summary>
    <content type="text">未経験ながら急成長を遂げた、女性地域プロデューサー &#13;
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      　にっぽんe物産市では、研修プログラムや展示会・商談会、現地見学会・交流会などのイベントを通じて教育を行ってきたが、未経験ながら急成長を遂げた女性地域プロデューサーが、熊本県宇城市で活動している。　その本人に「注目の地域プロデューサーで取材したい」と打診したところ、「そんなエリートたちと一緒に取り上げていただくのは恐れ多いですよ」と笑いながら応える。看護師・PCインストラクターを経て、未経験ながら地域プロデューサーに志願した、合同会社リナックスカフェの森川幸子さんの話から、急成長の原動力となった地域プロデューサーに必要な資質について探ってみよう。 &#13;
      リナックスカフェでお話しする森川さん。持ち前のサービス精神から、インタビュー中も笑いが絶えない &#13;
     &#13;
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患者の看護や、障がいを持った方の職業訓練、高齢者のパソコンサポートに携わる &#13;
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      リナックススカフェ隣のスペースには、地元宇城市の地域産品を展示したコーナーも &#13;
      　「私はもともと看護師をしていたのですが、夜勤がある不規則な仕事なので、自分の生活を見つめ直すため辞めました。その後、パソコンに興味を持つようになり、PCインストラクターになりました。看護師をしていた経験から、障がいを持った方の職業訓練や研修などをやらせていただきましたね。丁度その頃、熊本県宇城市でインターネットカフェをやらないかという話が、知人から持ちかけられて。過疎化が進んでいる農村地域なので、パソコンを見てくれる息子さんがいないんです。こうしたパソコンで困っている高齢者のメンテナンスをしてあげようと思ったんです」（森川さん）　そこで、高齢の生産者がパソコンを買い直すことなく、安く安全にリサイクルできるように『リナックス』を使ってカフェ形式のサポートを始める。『リナックスカフェ』の誕生だ。そんな時、地元の地域再生マネージャーから『にっぽんe物産市プロジェクト』の話を耳にする。　「自分たちのためにあるプロジェクトだと思いましたよ。それから毎日、インターネットで説明会の日程をチェックしていましたね。ある時、夜中の1時頃に日程をチェックしていたら、九州の説明会がないことに気づいて！　翌日の広島しかない、それも明日。5時に起きて車飛ばして行きましたよ」（森川さん） &#13;
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地域プロデューサー同士のつながりに刺激を受ける &#13;
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      　森川さんの熱意が通じたのだろう。彼女は一昨年の地域エージェントとして認められ、熊本を中心に活動するようになる。昨年から、様々な研修プログラムをこなしてきた彼女だが、地域プロデューサーになったメリットについて、「やはり他の地域プロデューサーとのつながりですかね。特に漂流岡山の阿部さんには刺激を受けました。投げたら跳ね返ってくるような桃を美味しく仕上げて、きっちり生産者をまとめ上げている。そして、『岡山果物カタログ』というブランドで生産者や地域をひとつにまとめている。こうした取り組みが宇城にも必要だなあって思いましたね」　森川さんはサイト制作でも、阿部氏の影響を受けているという。「漂流さんのホームページに刺激されて、弊社のサイト『熊本 ぶぶ屋』では思いきりマネをしました。深みのある写真が撮れるため、一眼レフのデジカメまで買いました。私自身、パソコンでの画像加工技術があるので、変にごまかしちゃうところがあって。だからこそ、商品の見せ方については本当に勉強になりましたね」 &#13;
      有機農業の第一人者・澤村輝彦さんのお話に耳を傾けながら、一眼レフのデジタルカメラで撮影する森川さん。澤村さんは森川さんについて、「まだ始めたばかりで慣れていないけれど、一生懸命勉強して頑張っとる」とコメント &#13;
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地元の産品を安売りするのではなく、百貨店で価値をつけて売るために &#13;
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      生産者自らが百貨店に入れていたトマトジュースは、手数料を引かれて赤字を出していた。森川さんは、“いいトマトを使っているんだから、きちんとした価格で売りましょう”とアドバイスし、パッケージやPOPを見直して定価を変え、利益が出るよう改善を行った &#13;
      　森川さんは、まずは市場を知らきゃいけないという思いから、都内の百貨店はすべて回り、商品をチェックして回ったという。　「やっぱり地域ブランドが優れた商品は、容量やパッケージなど、消費者ニーズに応えた商品作りをしています。これはいかんと思って、アンテナショップを巡って買いまくってですね、生産者さんに見せましたよ。すると、生産者の意識も変わります。消費者が大家族か小家族かで容量を変えないといけない。なのに全商品、思いっきり大瓶で作りますからね。だから、瓶屋さんに頼んで、容量の少ない瓶のサンプルを全て取り寄せて見せてもらいました」　すると、野菜ソムリエの資格を取得するなど、生産者にも売るための意識が芽生えてきた。そして、生産者はもの作りに専念し、パッケージや販売はすべて森川さんに一任するようになったという。　「素人のおばちゃんが作った物を低価格で売るのではなく、百貨店で価値をつけて売ろうとしています。そのためには、商品開発まで踏み込んでお手伝いしています」（森川さん）　 &#13;
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新しいモノを作るだけでなく、昔のモノも伝えていきたい &#13;
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      　森川さんの活動のベース三角地方では、盆・正月に食べられていた“豆菓子”というお祝いのお菓子がある。小麦粉と砂糖を練って豆を入れて固めたお菓子だが、石鹸のように大きく、とても固いため廃れてきているという。　「この豆菓子を作れる人が今や数人しかいないので、この伝統菓子を何とか残していかなければと思っています。そこで、若い人に食べやすいよう小さくキューブ状にし、パッケージも変えたところ、『くまもと宇城の手みやげ』に選ばれました。新しいモノを作るだけでなく、昔のモノと技もきちんと伝えていかないといけないと思っています」（森川さん） &#13;
      昔はのこぎりで切っていたという大きくて固い“豆菓子”を、若い人が食べやすいよう改良を重ねている &#13;
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自分の利益を優先するのではなく、まず相手の利益を考える“思いやりの心” &#13;
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      今は絶滅してしまった不知火海で捕れた小魚“ぶぶ雑魚”が住めるような、きれいな海や山にしたいという思いが込められた、森川さんが運営する『熊本ぶぶ屋』のWebサイト &#13;
      　 今、地域プロデューサーとして一番やりがいを感じる時についてたずねると、「課題のある商品を再生させた結果、消費者が買って喜んでくれた時ですね。それを生産者さんに伝えた時にやりがいを感じますね。この前も保存料がダメなアレルギーの人が、トマトケチャップが食べたいけれど、保存料が使ってあるから食べられないと嘆いていたんですね。そこで、うちのケチャップは保存料が一切入っていないので、そのことを伝えたところ安心して購入してくださって。その後、トマトケチャップの生産者さんに聞いたら、その方がリピーターになってくれたそうです」（森川さん）　現在、地域プロデューサーの多くが利益を上げることが難しい状態にある。このことについて、森川さんにたずねると持ち前の笑顔で次のように応えてくれた。&#13;
「やはり商品の改良やコンサルティングの部分で、私たちも売上をあげていかなければなりません。でも、これは生産者から取るものではないと思っています。まずは生産者さんがやりたいこと、必要なことについて支援をしてあげたいですね。その中で、きちんと売上をあげる仕組みを作っていかないといけないですね」（森川さん）　自分の利益を優先するのではなく、まず相手の利益を考える。看護師や障がいを持った方の職業訓練、そして高齢者のPCメンテナンスを行ってきた、森川さんならではの考え方だろう。彼女が急成長を遂げた背景には、こうした“思いやりの心”が強く影響しているのかも知れない。 &#13;
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        プロフィール森川幸子（もりかわ・ゆきこ）昭和42年、名古屋市生まれ。父親の転勤で熊本に引っ越し中学・高校時代を過ごした後、名古屋の看護学校を卒業、名古屋市内の病院に勤務する。そして平成15年に熊本の診療所勤務を経た後、パソコンのインストラクター養成講座を受講し、PCインストラクターに転身。平成19年より熊本県宇城市で高齢者向けにリナックスを活用したインターネットカフェを始める。昨年より、にっぽんe物産市の地域エージェントに応募し、地元・宇城市の食品を中心に活動を開始する。熊本 Linux Cafe　http://www.linux-cafe.net/&#13;
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熊本ぶぶ屋　http://bubuya.net/      りなかふぇ日記　http://blog.linux-cafe.net/ &#13;
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    <id>http://www.ebussan.com,blog/19/446</id>
    <title>畦地履正　株式会社四万十ドラマ</title>
    <link href="http://www.ebussan.com/blog_detail/id=446"/>
    <author>
      <name>にっぽんe物産市</name>
    </author>
    <updated>2010-01-08T13:24:00+09:00</updated>
    <published>2010-01-08T13:27:21+09:00</published>
    <modified>2009-09-02T23:16:55+09:00</modified>
    <summary>地域産品だけでなく、環境保全・雇用・観光までを視野に入れて事業展開 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　最後の清流で知られる四万十川流域でスケールの大きな活動をしている、地域プロデューサーがいる。地域産品を流通させるだけでなく、環境保全、地元の雇用、観光までを視野に入れて事業展開を行っている人物、畦地履正氏その人である。 &#13;
　地元の人は彼のことを愛着を込めて“リシヨー”と呼ぶ。四万十鮎市場の林大介氏は、「リシヨーは田舎に固まっていないで、県や国の仕事をとってくる。おまけに地場産のモノを県外に売ってくる力の持ち主。こっちにはいない宇宙人じゃ」 &#13;
　彼が代表取締役を務める株式会社四万十ドラマでは、現在“地元の農林業の素材にこだわった”物品販売、“四万十川に負担をかけない”商品開発、道の駅『四万十とおわ』の運営、会員制度『RIVER』を中心に全国の都市と地方の交流を行う観光交流、そして自社の実績・経験をもとに他地域を支援するノウハウ移転等の事業を行っている。 &#13;
      四万十鮎市場の林大介氏と一緒に。林氏が持つ地元のモクズガニは、上海ガニに匹敵する味 &#13;
     &#13;
   &#13;
現在の活動のきっかけは、四万十のお茶のブランディング &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      四万十の緑茶・焙じ茶・紅茶、栗の渋皮煮、新聞バッグなど、四万十ドラマが開発したオリジナル商品 &#13;
      　畦地氏が現在の活動を振り返ってみると、農協職員の時に出会った四万十のお茶がきっかけになっている。 &#13;
「四万十では緑茶・ほうじ茶・紅茶ができれるのですが、うちの紅茶はすべて静岡に出荷されていたんです。高知のお茶が静岡へ出されて、混ぜられて、静岡のお茶になっていたわけです。要は原料提供、下請けですよ。そんなの面白くない。そこで、四万十川のほとりで新茶を飲んでもらうと同時に、茶摘み体験や茶工場を見学してもらうイベントをやったところ非常に好評だったんですね。そこから始まって、自分達のお茶は自分達で売りたい。そうなると、四万十のお茶という名前をつけないといかんし、デザインもしていきたい。そうなると農協ではない世界になってきたわけです」（畦地氏） &#13;
     &#13;
   &#13;
豊かな地域資源をどのように活用するか、それが四万十ドラマの役割 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　畦地氏は自身の活動を通じて出会った、農業生産者やデザイナーの違う生き方に惹かれ始めていた。ただし、子供2人はまだ幼いし、独立するノウハウもない。そんな時、ある農家から「おまえは勝手にやったらええんじゃ。思うがままにやったらいいんじゃないか。おまえの人生は1回しかないんだから」というアドバイスを受け、農協を辞める決心がつく。　そんな時、四万十川流域の町村合併に伴い、第三セクターの組織を作って商品開発や人材育成、販路開拓をやるという話が届く。“これこそ俺がやりたいことや”ということで応募したところ、応募者40人という厳しい倍率を勝ち抜き、社員として見事採用。ところが、畦地氏と臨時職員の経理担当者2名という小所帯で、当初はひとりで活動することが多かったという。　いざ活動を始めようとしても、誰も何も教えてくれない。そこで始めたのは、とにかく地域を歩くこと。地元の歩いて調べていくと、十和村が市町村別で椎茸の生産量が全国で2回ナンバーワンになっていたり、川漁師の川船を造れる職人はこの四万十川流域にしかいないなど、豊かな地域資源に気づいてくる。　「こうしたモノ・コト・ヒトといった地域資源を、どのように活用するかが、この四万十ドラマの役割だと気づきました」（畦地氏） &#13;
      無農薬の野菜を60品目近く栽培し、宅配を中心に販売を行っている、桐島畑の桐島正一・美郷夫妻と一緒に &#13;
     &#13;
   &#13;
環境・産業・ネットワークが循環しながら地元に着地する“四万十川方式地元発着型産業” &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      “四万十川から新しい物語を作ろう”という狙いから設立され、15年間で売上3億円、スタッフも20名を超えた四万十ドラマ。畦地氏と意志を同じくする仲間と共に &#13;
      　畦地氏が手探りで見つけ出した、四万十ドラマのコンセプトは「四万十川に負担をかけないものづくり」だ。そして、先ほどのコンセプトをより具体的にするため、“ローカル”・“ローテク”・“ローインパクト”という3つの言葉を使っている。“ローカル”は、四万十川を中心に豊かさ・生き方を考えるネットワークを構築すること（会員制度・観光産業）。そして“ローテク”は、農林漁業に生きづく技術や知恵や第1次、1,5次産業にこだわること（商品づくり・産業づくり）。最後の“ローインパクト”は、四万十川に負荷をかけない風景を保全しながら活用する仕組みをつくること（環境ビジネス・風景保全）。　「栗を例に挙げて説明すると、栗を売る“地域産品の販売”だけでなく、栗の選定・技術を磨けば“人材育成”となり、作業を行うことで“雇用”が生まれる。そして山に人が入ることで“環境”が守られる。このように、環境・産業・ネットワークが循環しながら地元に着地する。僕はこれを、“四万十川方式地元発着型産業”と呼んでいます」（畦地氏）。　 &#13;
     &#13;
   &#13;
商品を売るのではなく、考え方を買ってもらう &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　「実はうちは商品を売ろうとしていません。考え方を買ってもらっています」（畦地氏）　バイヤーが商品をみて売場に置いたり、雑誌に載っただけでは物は売れないというのだ。「この現場に足を運んで、実際に生産者に会って、ゆっくり話をしてもらう。そして、生産者から製造方法を聞いたり、商品への思いを分かってもらわないと。それが、売場のPOPや雑誌であれば記事になるわけじゃないですか。そうすることによって、僕は物が売れていく仕組みができると思うんですね。これが普通だと思うんです」（畦地氏）　事実、バイヤーとの商談機会は多いが、四万十に足を運んで現場を見ないバイヤーとは取引していないという。さらに畦地氏は、次のように続ける。　「デフレの今、商品が安い方へ行っている現実があります。これは、地域をつぶすことにつながります。でも、皆さん考えてください。地域で物を作る生産者が全国にいなくなったら、困るのは誰ですか？　そのことに気づいていますか？　これは流通のあり方がおかしいのであって、“買い叩く”ことが仕事であってはならない。“育てる”ことが仕事なんです。生産者を育てられるように、一緒になって取り組んでいかないと」（畦地氏） &#13;
      平成19年7月のオープン以来、年間13万人が来訪する道の駅高知県高岡郡四万十町十和川口62-9TEL：0880-28-5421営業時間：夏8時30分～18時、冬8時30分～17時年中無休（元日,12月～2月冬期不定休あり） &#13;
     &#13;
   &#13;
ノウハウ・アライアンスをしたい方は、ぜひ声をかけて欲しい &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      高知の風習“献杯”で酒を酌み交わし、信頼関係を築いていきたいという畦地氏 &#13;
      　「やっぱり困っているのは地域なんですよね。歴史も文化も地域資源もあるんだけれど、その見つけ方が分からないし、見つけた物をどう活かすかというノウハウを知らないんです。だから、僕はノウハウのアライアンスをしたい。実際、能登の御祓川や、会津の素材広場といった地域プロデューサーには、四万十ドラマのノウハウを移転したところ成果を上げています。ノウハウというのはバッティングしないし、お互いに良いノウハウは情報交換したい。だからノウハウ・アライアンスをしたい方は、ぜひ声をかけて欲しい。そのかわり、変な下心でやるのはイヤだと。腹をわってやろうやと。四万十へ来て酒を酌み交わして、そういう信頼関係を作りたいんですよ。やる限りは」（畦地氏） &#13;
     &#13;
   &#13;
 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
       &#13;
       &#13;
        プロフィール畦地履正（あぜち・りしょう）昭和39年、高知県高岡郡四万十町出身。高知市内の高知東高校を卒業、地元の通信関連企業に入社。昭和62年に四万十に戻り、十川農協（現高知はた農協）に勤務。平成6年、四万十川流域町村（旧大正町・十和村・西土佐村）の出資により設立された第３セクター『株式会社四万十ドラマ』が１名の常勤職員を全国公募し、その職員として手を上げ採用される。その後、“四万十川に負担をかけないものづくり”をコンセプトに地域と密着した自然循環型企業としての事業展開に従事する。そして平成19年、道の駅『四万十とおわ』の指定管理者として運営が始まる。同年、代表取締役に就任し現在に至る。四万十ドラマ　http://www.shimanto-drama.jp/四万十「道の駅とおわ」　http://www.shimanto-towa.com/      畦地履正オフィシャルブログ「リショーがゆく」　http://ameblo.jp/drama-ceo/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</summary>
    <content type="text">地域産品だけでなく、環境保全・雇用・観光までを視野に入れて事業展開 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　最後の清流で知られる四万十川流域でスケールの大きな活動をしている、地域プロデューサーがいる。地域産品を流通させるだけでなく、環境保全、地元の雇用、観光までを視野に入れて事業展開を行っている人物、畦地履正氏その人である。 &#13;
　地元の人は彼のことを愛着を込めて“リシヨー”と呼ぶ。四万十鮎市場の林大介氏は、「リシヨーは田舎に固まっていないで、県や国の仕事をとってくる。おまけに地場産のモノを県外に売ってくる力の持ち主。こっちにはいない宇宙人じゃ」 &#13;
　彼が代表取締役を務める株式会社四万十ドラマでは、現在“地元の農林業の素材にこだわった”物品販売、“四万十川に負担をかけない”商品開発、道の駅『四万十とおわ』の運営、会員制度『RIVER』を中心に全国の都市と地方の交流を行う観光交流、そして自社の実績・経験をもとに他地域を支援するノウハウ移転等の事業を行っている。 &#13;
      四万十鮎市場の林大介氏と一緒に。林氏が持つ地元のモクズガニは、上海ガニに匹敵する味 &#13;
     &#13;
   &#13;
現在の活動のきっかけは、四万十のお茶のブランディング &#13;
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   &#13;
     &#13;
      四万十の緑茶・焙じ茶・紅茶、栗の渋皮煮、新聞バッグなど、四万十ドラマが開発したオリジナル商品 &#13;
      　畦地氏が現在の活動を振り返ってみると、農協職員の時に出会った四万十のお茶がきっかけになっている。 &#13;
「四万十では緑茶・ほうじ茶・紅茶ができれるのですが、うちの紅茶はすべて静岡に出荷されていたんです。高知のお茶が静岡へ出されて、混ぜられて、静岡のお茶になっていたわけです。要は原料提供、下請けですよ。そんなの面白くない。そこで、四万十川のほとりで新茶を飲んでもらうと同時に、茶摘み体験や茶工場を見学してもらうイベントをやったところ非常に好評だったんですね。そこから始まって、自分達のお茶は自分達で売りたい。そうなると、四万十のお茶という名前をつけないといかんし、デザインもしていきたい。そうなると農協ではない世界になってきたわけです」（畦地氏） &#13;
     &#13;
   &#13;
豊かな地域資源をどのように活用するか、それが四万十ドラマの役割 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　畦地氏は自身の活動を通じて出会った、農業生産者やデザイナーの違う生き方に惹かれ始めていた。ただし、子供2人はまだ幼いし、独立するノウハウもない。そんな時、ある農家から「おまえは勝手にやったらええんじゃ。思うがままにやったらいいんじゃないか。おまえの人生は1回しかないんだから」というアドバイスを受け、農協を辞める決心がつく。　そんな時、四万十川流域の町村合併に伴い、第三セクターの組織を作って商品開発や人材育成、販路開拓をやるという話が届く。“これこそ俺がやりたいことや”ということで応募したところ、応募者40人という厳しい倍率を勝ち抜き、社員として見事採用。ところが、畦地氏と臨時職員の経理担当者2名という小所帯で、当初はひとりで活動することが多かったという。　いざ活動を始めようとしても、誰も何も教えてくれない。そこで始めたのは、とにかく地域を歩くこと。地元の歩いて調べていくと、十和村が市町村別で椎茸の生産量が全国で2回ナンバーワンになっていたり、川漁師の川船を造れる職人はこの四万十川流域にしかいないなど、豊かな地域資源に気づいてくる。　「こうしたモノ・コト・ヒトといった地域資源を、どのように活用するかが、この四万十ドラマの役割だと気づきました」（畦地氏） &#13;
      無農薬の野菜を60品目近く栽培し、宅配を中心に販売を行っている、桐島畑の桐島正一・美郷夫妻と一緒に &#13;
     &#13;
   &#13;
環境・産業・ネットワークが循環しながら地元に着地する“四万十川方式地元発着型産業” &#13;
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   &#13;
     &#13;
      “四万十川から新しい物語を作ろう”という狙いから設立され、15年間で売上3億円、スタッフも20名を超えた四万十ドラマ。畦地氏と意志を同じくする仲間と共に &#13;
      　畦地氏が手探りで見つけ出した、四万十ドラマのコンセプトは「四万十川に負担をかけないものづくり」だ。そして、先ほどのコンセプトをより具体的にするため、“ローカル”・“ローテク”・“ローインパクト”という3つの言葉を使っている。“ローカル”は、四万十川を中心に豊かさ・生き方を考えるネットワークを構築すること（会員制度・観光産業）。そして“ローテク”は、農林漁業に生きづく技術や知恵や第1次、1,5次産業にこだわること（商品づくり・産業づくり）。最後の“ローインパクト”は、四万十川に負荷をかけない風景を保全しながら活用する仕組みをつくること（環境ビジネス・風景保全）。　「栗を例に挙げて説明すると、栗を売る“地域産品の販売”だけでなく、栗の選定・技術を磨けば“人材育成”となり、作業を行うことで“雇用”が生まれる。そして山に人が入ることで“環境”が守られる。このように、環境・産業・ネットワークが循環しながら地元に着地する。僕はこれを、“四万十川方式地元発着型産業”と呼んでいます」（畦地氏）。　 &#13;
     &#13;
   &#13;
商品を売るのではなく、考え方を買ってもらう &#13;
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   &#13;
     &#13;
      　「実はうちは商品を売ろうとしていません。考え方を買ってもらっています」（畦地氏）　バイヤーが商品をみて売場に置いたり、雑誌に載っただけでは物は売れないというのだ。「この現場に足を運んで、実際に生産者に会って、ゆっくり話をしてもらう。そして、生産者から製造方法を聞いたり、商品への思いを分かってもらわないと。それが、売場のPOPや雑誌であれば記事になるわけじゃないですか。そうすることによって、僕は物が売れていく仕組みができると思うんですね。これが普通だと思うんです」（畦地氏）　事実、バイヤーとの商談機会は多いが、四万十に足を運んで現場を見ないバイヤーとは取引していないという。さらに畦地氏は、次のように続ける。　「デフレの今、商品が安い方へ行っている現実があります。これは、地域をつぶすことにつながります。でも、皆さん考えてください。地域で物を作る生産者が全国にいなくなったら、困るのは誰ですか？　そのことに気づいていますか？　これは流通のあり方がおかしいのであって、“買い叩く”ことが仕事であってはならない。“育てる”ことが仕事なんです。生産者を育てられるように、一緒になって取り組んでいかないと」（畦地氏） &#13;
      平成19年7月のオープン以来、年間13万人が来訪する道の駅高知県高岡郡四万十町十和川口62-9TEL：0880-28-5421営業時間：夏8時30分～18時、冬8時30分～17時年中無休（元日,12月～2月冬期不定休あり） &#13;
     &#13;
   &#13;
ノウハウ・アライアンスをしたい方は、ぜひ声をかけて欲しい &#13;
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   &#13;
     &#13;
      高知の風習“献杯”で酒を酌み交わし、信頼関係を築いていきたいという畦地氏 &#13;
      　「やっぱり困っているのは地域なんですよね。歴史も文化も地域資源もあるんだけれど、その見つけ方が分からないし、見つけた物をどう活かすかというノウハウを知らないんです。だから、僕はノウハウのアライアンスをしたい。実際、能登の御祓川や、会津の素材広場といった地域プロデューサーには、四万十ドラマのノウハウを移転したところ成果を上げています。ノウハウというのはバッティングしないし、お互いに良いノウハウは情報交換したい。だからノウハウ・アライアンスをしたい方は、ぜひ声をかけて欲しい。そのかわり、変な下心でやるのはイヤだと。腹をわってやろうやと。四万十へ来て酒を酌み交わして、そういう信頼関係を作りたいんですよ。やる限りは」（畦地氏） &#13;
     &#13;
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       &#13;
        プロフィール畦地履正（あぜち・りしょう）昭和39年、高知県高岡郡四万十町出身。高知市内の高知東高校を卒業、地元の通信関連企業に入社。昭和62年に四万十に戻り、十川農協（現高知はた農協）に勤務。平成6年、四万十川流域町村（旧大正町・十和村・西土佐村）の出資により設立された第３セクター『株式会社四万十ドラマ』が１名の常勤職員を全国公募し、その職員として手を上げ採用される。その後、“四万十川に負担をかけないものづくり”をコンセプトに地域と密着した自然循環型企業としての事業展開に従事する。そして平成19年、道の駅『四万十とおわ』の指定管理者として運営が始まる。同年、代表取締役に就任し現在に至る。四万十ドラマ　http://www.shimanto-drama.jp/四万十「道の駅とおわ」　http://www.shimanto-towa.com/      畦地履正オフィシャルブログ「リショーがゆく」　http://ameblo.jp/drama-ceo/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.ebussan.com,blog/19/431</id>
    <title>澤田照久　有限会社 エス・アイ・エス・コンサルティング</title>
    <link href="http://www.ebussan.com/blog_detail/id=431"/>
    <author>
      <name>にっぽんe物産市</name>
    </author>
    <updated>2009-12-30T14:10:00+09:00</updated>
    <published>2009-12-29T14:10:46+09:00</published>
    <modified>2009-09-02T23:16:55+09:00</modified>
    <summary>ブルーオーシャン戦略を胸に秘めて &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　「画期的だと思うんですよ。いま取り組んでいる、食品メーカーと流通そして消費者のトライアングルに新しい関係が築けたらね」。広島の地域プロデューサーとして活動する澤田氏は、食品メーカーが集う定例会議に向かう車中で、熱く語ってくれた。　それは、流通がメーカーの川上に立つ旧来の関係ではなく、互いが対等にＷＩＮ－ＷＩＮの関係で発展していける新しいカタチ。「自分では瀬戸内ブルーオーシャン戦略と名づけています。イメージは、価格競争だけが支配する暗く荒れた海ではなく、広島の南に広がる瀬戸内の青い海。豊かでおだやかな瀬戸内海には、多くの生き物が非常にうまく共生してきました。こんな海を食の世界で成立させたい。それが、今の私のライフワークになっています」(澤田氏)。 &#13;
      車で県内を忙しくとびまわる澤田氏。月の走行距離は2000キロを越えることも &#13;
     &#13;
   &#13;
地域で取り組み始めた食育をプロデュースする &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      『おいしい朝ごはん研究所』の定例会議。澤田氏は座長として議事進行を行う &#13;
      　もともと関西の出身で、大手家電メーカーの技術者だった澤田氏。転勤で赴任するまで、広島は縁の薄い土地だった。「ところが、住みやすさというか、生きやすさというか。この町にすっかりはまってしまいまして」と澤田氏は笑う。2000年に会社を退職した後は、広島でマーケティング系システムコンサル会社を立ち上げた。そして、そこでの出会いが食ビジネスにのめり込むきっかけとなる。　広島県の食育条例が制定された2006年、食育をテーマとした地元食品メーカーの取り組みとして、広島県中小企業団体中央会が主催する食品研究会がスタートした。そこに研究講師として参加したのが澤田氏である。研究会は翌2007年には『おいしい朝ごはん研究所』として本格稼働を始め、その企画・戦略プロデューサーとして商品作り、市場作りを担当するようになった。研究会の合言葉は、「ひろしまから日本の朝ごはんを変えるけぇーね」だ。　「この研究会で常に意識しているのが、“モノ”から“コト”へのパラダイム変化です」と澤田氏は言う。食材単体という“モノ”だけでは、流通や消費者への新しい提案は、なかなか難しい。しかし、食育や朝ごはんといった“コト”に昇華することによって、メーカーサイドから発信する切り口が見えてくるというのだ。 &#13;
     &#13;
   &#13;
生活者視点をメーカーにつなぐのも、大切な役割 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　次に向かったのは、呉市の味噌メーカー『よしの味噌』。『おいしい朝ごはん研究所』の一員で、間近に迫った展示会『スーパーマーケット・トレードショー』への出展も含めて、商品のプロモーションに関する打ち合わせが目的だ。その中には、『ちゃんと、朝ごはん味噌』など、自身が開発に関わったものも存在している。　理想の商品作りを目指して、澤田氏はさまざまな関係者を巻き込んでの活動に力を入れている。『おいしい朝ごはん研究所』が重点ターゲットとする子育て世代層の生活者視点を取り入れるため、食育に取り組む消費者組織『ママの愛デア研究会』ともタイアップ。そこで生まれたレシピや生活者視点が、新商品開発のヒントになっているのだ。 &#13;
      よしの味噌 野間社長と意見交換する澤田氏 &#13;
     &#13;
   &#13;
地元メディアと連携したプロモーション活動 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      商品やレシピ発売時に行うメディア対象のプレス発表の仕掛けもプロデューサーとして重要な仕事 &#13;
      　その『ママの愛デア研究会』事務所は、広島市中区光南にある。家庭の調理環境を再現したキッチンスタジオでは、地元食品メーカーと連携しながらレシピ開発が行われていた。　ここで生み出される商品・レシピのプロモーションにも、澤田氏は手を打っていた。地元メディアの協力を得て、毎月10日の『ちゃんと朝ごはんの日』にあわせて、開発した朝ごはんレシピを地元有力紙である中国新聞が掲載し、さらに地元テレビ局の夕方の料理教室番組でも放映されているのだ。　さらに、地元食品メーカーがレシピに応じて開発した製品は、スーパーの特設コーナーに展示され、それもチラシに掲載されて広報される。この活動は、すでに2年にわたって続けられているという。　 &#13;
     &#13;
   &#13;
メーカー、流通、消費者。3者のメリットを追求した特設コーナー &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　理想の市場作りのひとつのカタチとして澤田氏が案内してくれたのが、120年の歴史を持ち、中国エリアに50店を展開している地場スーパー『フレスタ吉島店』。店舗の一等地には、簡易キッチンを備えた朝ごはん特設コーナーが設けられていた。そこには“毎月10日はちゃんと朝ごはんの日”という大きなディスプレイとともに、『おいしい朝ごはん研究所』参加メーカー8社が開発した、“ちゃんと朝ごはんシリーズ”14の製品が6尺スパン・計3段にわたって展示されている。　「地元メーカーが、消費者視点を持って開発と売り場の企画提案までを行う。賛同した地元流通が地域の消費者に訴求する場を提供する。食に関わる3者のトライアングルで成立したこのコーナーは、ひとつの成果だと思っています」(澤田氏)。 &#13;
      バイヤーのニーズに響いた売り場提案がこの特設コーナーを誕生させた &#13;
     &#13;
   &#13;
地域プロデューサーのネットワークに、未来の可能性がある &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      この3年は、食の世界にどっぷり。&#13;
休日返上のこともしばしばだという。&#13;
「でも、それが辛くないんです」と澤田氏 &#13;
      　澤田氏が地域プロデューサーに応募した理由は、にっぽんe物産市の仕組みだという。「地域のスーパーやメーカーと進めている私の取り組みは、いわば中規模物流の世界。そこでは、ナショナルレベルの大規模物流にはのらない独自の魅力が出せると思っています。しかし、機能的にどうしても不足するものがあるんですよ」と澤田氏。それが、にっぽんe物産市が持つ、地域から全国へのアウトプット機能と、全国から地域へのインプット機能だというのだ。「こんなプラットフォームは、なかなかあるものじゃない。私にとって、活動の場があることこそが魅力でした」と澤田氏は振り返る。　さらに澤田氏は、その場を生かすも殺すも、自分次第とも感じている。「僕自身、地域プロデューサーとして個の力をもっと強くしたい。そのうえで、全国に展開する地域プロデューサーの力を有機的に結びつけられれば、本当にいろんなことができるはずです」と澤田氏は期待を込める。 　9月に地域プロデューサーになったばかりで、他のプロデューサーとのネットワークはまだあまりないという澤田氏。「私の役に立てることは協力したいし、学べることは学びたい。地域プロデューサーの中でも、目指している食の世界のようにＷＩＮ－ＷＩＮの関係を築ければ理想ですね」 &#13;
     &#13;
   &#13;
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 &#13;
   &#13;
     &#13;
       &#13;
       &#13;
        プロフィール澤田照久（さわだ・てるひさ）昭和35年、大阪府出身。大阪工業大学を卒業後、松下電器産業入社。広島に昭和62年に赴任した後、2000年に独立起業。現在はSISコンサルティングの代表取締役をつとめる一方で、広島の食ビジネス活性化に注力中。趣味・特技は、トライアスロン、シーカヤック、ダイビング、ヨガ、写真、舟釣りなど 有限会社 エス・アイ・エス・コンサルティング　http://www.sawada.tv/    	おいしい朝ごはん研究所　http://hiroshima-asagohan.blogspot.com/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</summary>
    <content type="text">ブルーオーシャン戦略を胸に秘めて &#13;
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      　「画期的だと思うんですよ。いま取り組んでいる、食品メーカーと流通そして消費者のトライアングルに新しい関係が築けたらね」。広島の地域プロデューサーとして活動する澤田氏は、食品メーカーが集う定例会議に向かう車中で、熱く語ってくれた。　それは、流通がメーカーの川上に立つ旧来の関係ではなく、互いが対等にＷＩＮ－ＷＩＮの関係で発展していける新しいカタチ。「自分では瀬戸内ブルーオーシャン戦略と名づけています。イメージは、価格競争だけが支配する暗く荒れた海ではなく、広島の南に広がる瀬戸内の青い海。豊かでおだやかな瀬戸内海には、多くの生き物が非常にうまく共生してきました。こんな海を食の世界で成立させたい。それが、今の私のライフワークになっています」(澤田氏)。 &#13;
      車で県内を忙しくとびまわる澤田氏。月の走行距離は2000キロを越えることも &#13;
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地域で取り組み始めた食育をプロデュースする &#13;
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      『おいしい朝ごはん研究所』の定例会議。澤田氏は座長として議事進行を行う &#13;
      　もともと関西の出身で、大手家電メーカーの技術者だった澤田氏。転勤で赴任するまで、広島は縁の薄い土地だった。「ところが、住みやすさというか、生きやすさというか。この町にすっかりはまってしまいまして」と澤田氏は笑う。2000年に会社を退職した後は、広島でマーケティング系システムコンサル会社を立ち上げた。そして、そこでの出会いが食ビジネスにのめり込むきっかけとなる。　広島県の食育条例が制定された2006年、食育をテーマとした地元食品メーカーの取り組みとして、広島県中小企業団体中央会が主催する食品研究会がスタートした。そこに研究講師として参加したのが澤田氏である。研究会は翌2007年には『おいしい朝ごはん研究所』として本格稼働を始め、その企画・戦略プロデューサーとして商品作り、市場作りを担当するようになった。研究会の合言葉は、「ひろしまから日本の朝ごはんを変えるけぇーね」だ。　「この研究会で常に意識しているのが、“モノ”から“コト”へのパラダイム変化です」と澤田氏は言う。食材単体という“モノ”だけでは、流通や消費者への新しい提案は、なかなか難しい。しかし、食育や朝ごはんといった“コト”に昇華することによって、メーカーサイドから発信する切り口が見えてくるというのだ。 &#13;
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生活者視点をメーカーにつなぐのも、大切な役割 &#13;
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      　次に向かったのは、呉市の味噌メーカー『よしの味噌』。『おいしい朝ごはん研究所』の一員で、間近に迫った展示会『スーパーマーケット・トレードショー』への出展も含めて、商品のプロモーションに関する打ち合わせが目的だ。その中には、『ちゃんと、朝ごはん味噌』など、自身が開発に関わったものも存在している。　理想の商品作りを目指して、澤田氏はさまざまな関係者を巻き込んでの活動に力を入れている。『おいしい朝ごはん研究所』が重点ターゲットとする子育て世代層の生活者視点を取り入れるため、食育に取り組む消費者組織『ママの愛デア研究会』ともタイアップ。そこで生まれたレシピや生活者視点が、新商品開発のヒントになっているのだ。 &#13;
      よしの味噌 野間社長と意見交換する澤田氏 &#13;
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地元メディアと連携したプロモーション活動 &#13;
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      商品やレシピ発売時に行うメディア対象のプレス発表の仕掛けもプロデューサーとして重要な仕事 &#13;
      　その『ママの愛デア研究会』事務所は、広島市中区光南にある。家庭の調理環境を再現したキッチンスタジオでは、地元食品メーカーと連携しながらレシピ開発が行われていた。　ここで生み出される商品・レシピのプロモーションにも、澤田氏は手を打っていた。地元メディアの協力を得て、毎月10日の『ちゃんと朝ごはんの日』にあわせて、開発した朝ごはんレシピを地元有力紙である中国新聞が掲載し、さらに地元テレビ局の夕方の料理教室番組でも放映されているのだ。　さらに、地元食品メーカーがレシピに応じて開発した製品は、スーパーの特設コーナーに展示され、それもチラシに掲載されて広報される。この活動は、すでに2年にわたって続けられているという。　 &#13;
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メーカー、流通、消費者。3者のメリットを追求した特設コーナー &#13;
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      　理想の市場作りのひとつのカタチとして澤田氏が案内してくれたのが、120年の歴史を持ち、中国エリアに50店を展開している地場スーパー『フレスタ吉島店』。店舗の一等地には、簡易キッチンを備えた朝ごはん特設コーナーが設けられていた。そこには“毎月10日はちゃんと朝ごはんの日”という大きなディスプレイとともに、『おいしい朝ごはん研究所』参加メーカー8社が開発した、“ちゃんと朝ごはんシリーズ”14の製品が6尺スパン・計3段にわたって展示されている。　「地元メーカーが、消費者視点を持って開発と売り場の企画提案までを行う。賛同した地元流通が地域の消費者に訴求する場を提供する。食に関わる3者のトライアングルで成立したこのコーナーは、ひとつの成果だと思っています」(澤田氏)。 &#13;
      バイヤーのニーズに響いた売り場提案がこの特設コーナーを誕生させた &#13;
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地域プロデューサーのネットワークに、未来の可能性がある &#13;
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      この3年は、食の世界にどっぷり。&#13;
休日返上のこともしばしばだという。&#13;
「でも、それが辛くないんです」と澤田氏 &#13;
      　澤田氏が地域プロデューサーに応募した理由は、にっぽんe物産市の仕組みだという。「地域のスーパーやメーカーと進めている私の取り組みは、いわば中規模物流の世界。そこでは、ナショナルレベルの大規模物流にはのらない独自の魅力が出せると思っています。しかし、機能的にどうしても不足するものがあるんですよ」と澤田氏。それが、にっぽんe物産市が持つ、地域から全国へのアウトプット機能と、全国から地域へのインプット機能だというのだ。「こんなプラットフォームは、なかなかあるものじゃない。私にとって、活動の場があることこそが魅力でした」と澤田氏は振り返る。　さらに澤田氏は、その場を生かすも殺すも、自分次第とも感じている。「僕自身、地域プロデューサーとして個の力をもっと強くしたい。そのうえで、全国に展開する地域プロデューサーの力を有機的に結びつけられれば、本当にいろんなことができるはずです」と澤田氏は期待を込める。 　9月に地域プロデューサーになったばかりで、他のプロデューサーとのネットワークはまだあまりないという澤田氏。「私の役に立てることは協力したいし、学べることは学びたい。地域プロデューサーの中でも、目指している食の世界のようにＷＩＮ－ＷＩＮの関係を築ければ理想ですね」 &#13;
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        プロフィール澤田照久（さわだ・てるひさ）昭和35年、大阪府出身。大阪工業大学を卒業後、松下電器産業入社。広島に昭和62年に赴任した後、2000年に独立起業。現在はSISコンサルティングの代表取締役をつとめる一方で、広島の食ビジネス活性化に注力中。趣味・特技は、トライアスロン、シーカヤック、ダイビング、ヨガ、写真、舟釣りなど 有限会社 エス・アイ・エス・コンサルティング　http://www.sawada.tv/    	おいしい朝ごはん研究所　http://hiroshima-asagohan.blogspot.com/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.ebussan.com,blog/19/331</id>
    <title>藤野直人氏　株式会社クロスエイジ</title>
    <link href="http://www.ebussan.com/blog_detail/id=331"/>
    <author>
      <name>にっぽんe物産市</name>
    </author>
    <updated>2009-11-01T16:12:00+09:00</updated>
    <published>2009-11-01T16:13:39+09:00</published>
    <modified>2009-09-02T23:16:55+09:00</modified>
    <summary>九州を拠点に食と農の企画・コンサルティングを展開 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　九州自動車道を南西へと走る車の助手席で、藤野直人氏はひざの上に乗せたメモを見ながら、携帯電話で次々と生産者に連絡をとっていく。まだ20代という若さながら、株式会社クロスエイジの代表取締役を務める彼は、九州を拠点に食と農の企画・コンサルティングを展開し、生産者の組織化や商品開発、異業種からの農業参入等の支援を行っている。また、農業ベンチャーとして産直食材の流通や直営小売店舗『時や』も展開し業績を大きく伸ばしている。　昨年、地域プロデューサーとしての活躍が認められ、今期は中央事務局として交流会や現地視察の責任者として、九州というフィールドを超え日本全国を飛び回っている。 &#13;
      九州の地域プロデューサーである株式会社クロスエイジの藤野直人氏（写真左）と、西山園芸の西山好房氏（写真右） &#13;
     &#13;
   &#13;
地域プロデューサーには、消費者のニーズをアドバイスしてもらいたい &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      ドラゴンフルーツは7月中旬から11月いっぱいまで出荷が可能。最盛期は100ケース出荷するという &#13;
      　福岡市内から約2時間、藤野氏を乗せた車が停まったのは、大牟田市にある西山園芸。ドラゴンフルーツやパッションフルーツ、青パパイヤ、みかんなどの果物を生産する、西山好房氏の農園だ。　「西山さんは、大牟田商工会議所で農商工連携のアドバイザーをしていた時に紹介されました。弊社にはコンサル事業部があり、様々な場所で講演していると、生産者の方と知り合ったり、農家同士ご紹介いただくこともあります」（藤野氏）。　そして、西山氏の案内で農園を歩きながら、量・出荷時期・形態についてヒアリング・相談を行うとともに、自社の通販サイト『農家“直”野菜　時や』で商品を紹介するために撮影も行う。撮影については、岡山の地域プロデューサー、有限会社漂流岡山の阿部憲三氏にアドバイスをもらったのだという。　西山氏は藤野氏のような地域プロデューサーの存在に対して、「百姓は作るのがプロ。でも、販売は素人。藤野さんのような方に、消費者のニーズをアドバイスしてもらいたい。有望品種を教えてもらえれば、農地は広いから、どんどん新規作物を作っていきたい」と、その期待を寄せる。 &#13;
     &#13;
   &#13;
新規就農者の支援も大切な仕事 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　藤野氏は次に、同じ大牟田市で有機農法を行っている小宮宏氏を訪ねた。小宮氏は自衛隊を辞め、水田に合鴨を放すことで有機無農薬による稲作を行う“合鴨農法”を実践している新規就農者だ。藤野氏は小宮氏と楽しそうに世間話を交わしながら、「有機農法を行うのであれば、味が分かりやすいニンジンやセロリを作るといいですよ」といったアドバイスを与えていく。小宮氏はまだ農業経験が浅いため、藤野氏のアドバイスに負うところも多いようだ。「小宮さんとはまだお取引を行っていませんが、新規就農者の支援も私たちの大切な仕事です」と藤野氏は語る。　生産者のもとを訪れるときは1日に２～３件程度、九州全域の生産者を訪問する。時には生産者の自宅で夕飯をご馳走になり、夜遅くまで農業について語り合い、深夜に車を運転して帰宅することもあるそうだ。 &#13;
      合鴨農法でヒノヒカリ米、そして有機無農薬をモットーに60種類の野菜を栽培している新規就農者・小宮宏氏と一緒に &#13;
     &#13;
   &#13;
大牟田市ならではの商品作り、ブランディングまでお手伝い &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      大牟田商工会議所で行われた農商工連携の会議にアドバイザーとして参加 &#13;
      　続いて藤野氏が向かったのは、大牟田商工会議所。藤野氏は『食と農を取り巻く環境と大牟田地域の現状～大牟田市の地域資源・農商工等連携～』という講演を行った実績があり、大牟田についての理解は深い。そのため、農商工連携の一環として大牟田ならではの商品をつくる会議にアドバイザーとして参加を依頼されたのだ。　大牟田といえば炭鉱の町として知られているが、食品に関しては売りになる物がない。所員が頭を抱える中、藤野氏は「ひとつの物を市民みんなで作るのか？」「ひとつのテーマを掲げて市民各々が作るのか？」「やはり大牟田市民の血の通っている商品を作りましょう」など、積極的にアイデアを出して会議を進行していく。　 &#13;
     &#13;
   &#13;
九州の生産者を安売りすることなく、付加価値をつけて販売していく &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　藤野氏は現在、農業をテーマにコンサルティング、流通、店舗販売の3つの事業を行っているが、順風満帆でここまで来たわけではない。　藤野氏は九州大学経済学部を卒業後、コンサルティング会社に入社するがわずか半年で辞めてしまう。本人いわく“会社を作りたいという気持ち”と“農業分野でやりたいという気持ち”、この2つが退職を決意させたのだという。そして、退職から2カ月後に株式会社クロスエイジを設立する。事業計画なしで始めたため現場をまわりながら事業計画を練りあげ、企画・コンサルティングを行ってみたが、初年度は700万円の赤字。しかし、2年目になると、青果市場や農業法人から仕事を依頼されるようになり、 産直青果の卸売り事業を始めるようになる。そして4年目には小売店舗『農家“直”野菜　時や』をスタートさせている。　藤野氏は自社の事業について、「コンサルティング事業は人を育てるスピードが間に合っていませんが、年間5000万円の売上を1億円に伸ばしたい。そして流通事業は、九州の生産者を安売りすることなく、付加価値をつけて販売することで10億円の売上げ規模を目指しています。また店舗販売については、『時や』を1店舗をから3店舗に拡げ、提携している売場を9から50にすることで3億円売り上げたいですね。合計で14億円の事業イメージです」。 &#13;
      農家“直”野菜　時や　高宮１号店福岡市南区大楠3丁目20-18 高宮西鉄名店街TEL：092-531-2410／FAX：092-531-2420営業時間：10時～19時／水曜日定休 &#13;
     &#13;
   &#13;
にっぽんe物産を自分なりにどう活用するか、自らの事業にどう落とし込むかが重要 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      西山氏から仕入れたドラゴンフルーツは、消費者にわかりやすいように枝付きで、その日に『時や』店頭に並んでいた &#13;
      　藤野氏に『にっぽんe物産市』についてたずねると、同じ地域プロデューサーへの感謝の言葉が返ってきた。　「今の仕事は仲間がいなかったため、誰にも相談したことがありませんでした。ところが、自分の地域以外にも同じことをやっている人がいる。普通だったら絶対に出会えませんよ。北海道の近江さんからは集客を意識した飲食店イベントを、仙台の千葉さんからは提案書の書き方、そして岡山の阿部さんからはカメラ撮影を教わりました。こうした横のつながりが大きいですね」　最後に、藤野氏は『にっぽんe物産市』はプロデューサーにとって有効なプロジェクトではないことを付け加えた。　「にっぽんe物産市は、『ジャパン・プロデューサーズ・プラットフォーム』という名称どおりプラットフォームなんです。地域プロデューサーに応募したからといって、何かしてもらえるというのではありません。自分なりにどう活用するか、自らの事業にどう落とし込むかが重要です。今後、地域プロデューサーと交流しあうことで仲間の輪を拡げて、一緒になって東京進出、いや海外に進出していきたいですね」 &#13;
     &#13;
   &#13;
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   &#13;
     &#13;
       &#13;
       &#13;
        プロフィール藤野直人（ふじの・なおと）九州大学 経済学部卒業後、ベンチャーのコンサルティング会社に就職し同年退職。その2カ月後には、食と農をテーマとしたコンサルティング会社『株式会社クロスエイジ』を設立する。当初は、企画・コンサルティングが主業務であったが、2年後に産直青果の卸売りを開始。4年目の8月31日（野菜の日）には、小売店舗と同時に通信販売サイト『農家“直”野菜　時や』をスタートさせる。なお、昨年のプロデューサーとしての活動が評価され、今期は中央事務局として交流会や現地視察の責任者を務めている。 株式会社クロスエイジ　http://www.crossage.com/ 農家“直”野菜　時や　http://tokiya.info/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</summary>
    <content type="text">九州を拠点に食と農の企画・コンサルティングを展開 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　九州自動車道を南西へと走る車の助手席で、藤野直人氏はひざの上に乗せたメモを見ながら、携帯電話で次々と生産者に連絡をとっていく。まだ20代という若さながら、株式会社クロスエイジの代表取締役を務める彼は、九州を拠点に食と農の企画・コンサルティングを展開し、生産者の組織化や商品開発、異業種からの農業参入等の支援を行っている。また、農業ベンチャーとして産直食材の流通や直営小売店舗『時や』も展開し業績を大きく伸ばしている。　昨年、地域プロデューサーとしての活躍が認められ、今期は中央事務局として交流会や現地視察の責任者として、九州というフィールドを超え日本全国を飛び回っている。 &#13;
      九州の地域プロデューサーである株式会社クロスエイジの藤野直人氏（写真左）と、西山園芸の西山好房氏（写真右） &#13;
     &#13;
   &#13;
地域プロデューサーには、消費者のニーズをアドバイスしてもらいたい &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      ドラゴンフルーツは7月中旬から11月いっぱいまで出荷が可能。最盛期は100ケース出荷するという &#13;
      　福岡市内から約2時間、藤野氏を乗せた車が停まったのは、大牟田市にある西山園芸。ドラゴンフルーツやパッションフルーツ、青パパイヤ、みかんなどの果物を生産する、西山好房氏の農園だ。　「西山さんは、大牟田商工会議所で農商工連携のアドバイザーをしていた時に紹介されました。弊社にはコンサル事業部があり、様々な場所で講演していると、生産者の方と知り合ったり、農家同士ご紹介いただくこともあります」（藤野氏）。　そして、西山氏の案内で農園を歩きながら、量・出荷時期・形態についてヒアリング・相談を行うとともに、自社の通販サイト『農家“直”野菜　時や』で商品を紹介するために撮影も行う。撮影については、岡山の地域プロデューサー、有限会社漂流岡山の阿部憲三氏にアドバイスをもらったのだという。　西山氏は藤野氏のような地域プロデューサーの存在に対して、「百姓は作るのがプロ。でも、販売は素人。藤野さんのような方に、消費者のニーズをアドバイスしてもらいたい。有望品種を教えてもらえれば、農地は広いから、どんどん新規作物を作っていきたい」と、その期待を寄せる。 &#13;
     &#13;
   &#13;
新規就農者の支援も大切な仕事 &#13;
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   &#13;
     &#13;
      　藤野氏は次に、同じ大牟田市で有機農法を行っている小宮宏氏を訪ねた。小宮氏は自衛隊を辞め、水田に合鴨を放すことで有機無農薬による稲作を行う“合鴨農法”を実践している新規就農者だ。藤野氏は小宮氏と楽しそうに世間話を交わしながら、「有機農法を行うのであれば、味が分かりやすいニンジンやセロリを作るといいですよ」といったアドバイスを与えていく。小宮氏はまだ農業経験が浅いため、藤野氏のアドバイスに負うところも多いようだ。「小宮さんとはまだお取引を行っていませんが、新規就農者の支援も私たちの大切な仕事です」と藤野氏は語る。　生産者のもとを訪れるときは1日に２～３件程度、九州全域の生産者を訪問する。時には生産者の自宅で夕飯をご馳走になり、夜遅くまで農業について語り合い、深夜に車を運転して帰宅することもあるそうだ。 &#13;
      合鴨農法でヒノヒカリ米、そして有機無農薬をモットーに60種類の野菜を栽培している新規就農者・小宮宏氏と一緒に &#13;
     &#13;
   &#13;
大牟田市ならではの商品作り、ブランディングまでお手伝い &#13;
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   &#13;
     &#13;
      大牟田商工会議所で行われた農商工連携の会議にアドバイザーとして参加 &#13;
      　続いて藤野氏が向かったのは、大牟田商工会議所。藤野氏は『食と農を取り巻く環境と大牟田地域の現状～大牟田市の地域資源・農商工等連携～』という講演を行った実績があり、大牟田についての理解は深い。そのため、農商工連携の一環として大牟田ならではの商品をつくる会議にアドバイザーとして参加を依頼されたのだ。　大牟田といえば炭鉱の町として知られているが、食品に関しては売りになる物がない。所員が頭を抱える中、藤野氏は「ひとつの物を市民みんなで作るのか？」「ひとつのテーマを掲げて市民各々が作るのか？」「やはり大牟田市民の血の通っている商品を作りましょう」など、積極的にアイデアを出して会議を進行していく。　 &#13;
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九州の生産者を安売りすることなく、付加価値をつけて販売していく &#13;
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      　藤野氏は現在、農業をテーマにコンサルティング、流通、店舗販売の3つの事業を行っているが、順風満帆でここまで来たわけではない。　藤野氏は九州大学経済学部を卒業後、コンサルティング会社に入社するがわずか半年で辞めてしまう。本人いわく“会社を作りたいという気持ち”と“農業分野でやりたいという気持ち”、この2つが退職を決意させたのだという。そして、退職から2カ月後に株式会社クロスエイジを設立する。事業計画なしで始めたため現場をまわりながら事業計画を練りあげ、企画・コンサルティングを行ってみたが、初年度は700万円の赤字。しかし、2年目になると、青果市場や農業法人から仕事を依頼されるようになり、 産直青果の卸売り事業を始めるようになる。そして4年目には小売店舗『農家“直”野菜　時や』をスタートさせている。　藤野氏は自社の事業について、「コンサルティング事業は人を育てるスピードが間に合っていませんが、年間5000万円の売上を1億円に伸ばしたい。そして流通事業は、九州の生産者を安売りすることなく、付加価値をつけて販売することで10億円の売上げ規模を目指しています。また店舗販売については、『時や』を1店舗をから3店舗に拡げ、提携している売場を9から50にすることで3億円売り上げたいですね。合計で14億円の事業イメージです」。 &#13;
      農家“直”野菜　時や　高宮１号店福岡市南区大楠3丁目20-18 高宮西鉄名店街TEL：092-531-2410／FAX：092-531-2420営業時間：10時～19時／水曜日定休 &#13;
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にっぽんe物産を自分なりにどう活用するか、自らの事業にどう落とし込むかが重要 &#13;
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      西山氏から仕入れたドラゴンフルーツは、消費者にわかりやすいように枝付きで、その日に『時や』店頭に並んでいた &#13;
      　藤野氏に『にっぽんe物産市』についてたずねると、同じ地域プロデューサーへの感謝の言葉が返ってきた。　「今の仕事は仲間がいなかったため、誰にも相談したことがありませんでした。ところが、自分の地域以外にも同じことをやっている人がいる。普通だったら絶対に出会えませんよ。北海道の近江さんからは集客を意識した飲食店イベントを、仙台の千葉さんからは提案書の書き方、そして岡山の阿部さんからはカメラ撮影を教わりました。こうした横のつながりが大きいですね」　最後に、藤野氏は『にっぽんe物産市』はプロデューサーにとって有効なプロジェクトではないことを付け加えた。　「にっぽんe物産市は、『ジャパン・プロデューサーズ・プラットフォーム』という名称どおりプラットフォームなんです。地域プロデューサーに応募したからといって、何かしてもらえるというのではありません。自分なりにどう活用するか、自らの事業にどう落とし込むかが重要です。今後、地域プロデューサーと交流しあうことで仲間の輪を拡げて、一緒になって東京進出、いや海外に進出していきたいですね」 &#13;
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        プロフィール藤野直人（ふじの・なおと）九州大学 経済学部卒業後、ベンチャーのコンサルティング会社に就職し同年退職。その2カ月後には、食と農をテーマとしたコンサルティング会社『株式会社クロスエイジ』を設立する。当初は、企画・コンサルティングが主業務であったが、2年後に産直青果の卸売りを開始。4年目の8月31日（野菜の日）には、小売店舗と同時に通信販売サイト『農家“直”野菜　時や』をスタートさせる。なお、昨年のプロデューサーとしての活動が評価され、今期は中央事務局として交流会や現地視察の責任者を務めている。 株式会社クロスエイジ　http://www.crossage.com/ 農家“直”野菜　時や　http://tokiya.info/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.ebussan.com,blog/19/97</id>
    <title>本田勝之助氏　有限会社 会津食のルネッサンス</title>
    <link href="http://www.ebussan.com/blog_detail/id=97"/>
    <author>
      <name>永瀬 正彦</name>
    </author>
    <updated>2009-09-01T21:53:00+09:00</updated>
    <published>2009-09-01T22:09:36+09:00</published>
    <modified>2009-10-16T11:58:32+09:00</modified>
    <summary>各地域にあるおいしいものは、大消費地では極上のフレンチにもなる &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　7月6日、東京・銀座の高級フランス料理店『マキシム・ド・パリ』が実施する、『にっぽんe物産市』の商談会と連携したフェア『ツアール・ド・ジャポン・サブール・ド・セゾン（日本の食材再発見の旅）』記者発表の席で、昨年の地域プロデューサー 本田勝之助氏が記者からの質問に応えていた。　「各地域にあるおいしいものは、それぞれの地域で “和食”として取り入れられています。しかし、これを大消費地にもっていけば、今回のマキシム･ド･パリさんのように極上のフレンチにもなる。こういう動きがあれば、経済的にも、地域の誇りという面でも生産者のためになるはずです。そしてそれこそが、農業後継者問題の改善につながると信じています。こうした動きを地方の生産者の皆様に知っていただきたいですし、さらに各地で広げていきたいと思っています」。 &#13;
      左から銀座マキシム･ド･パリ副支配人　齋藤正浩氏、マキシム･ド･パリ総料理長　斎藤裕之氏、経済産業省商務情報政策局　河合克也氏、地域プロデューサー　本田勝之助氏 &#13;
     &#13;
   &#13;
ITベンチャー経営者からの転身 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      本田氏が地域プロデューサーとしても尊敬している実父、株式会社会津農産 代表取締役 本田勝美氏とともに。勝美氏が持つ農家・流通のネットワークや知識は、本田氏の活動を強く支えている &#13;
      　本田氏は大学を卒業後、専門学校で経営学を学んだ後、知人のITベンチャー企業で経営に携わっていた。そして2001年、企業経営に基づく戦略的情報化やそのソフトウェアの開発をする、株式会社ティーアンドエフカンパニーを自ら設立。社員がSEとなって要件定義を行い、会津大学の学生がプログラムを組むという、人材育成を重視したユニークな経営スタイルで、会社は順調に業績を伸ばしていた。　しかし設立2年目に、大正9年から続く青果問屋『本田屋商店』、その後合併を繰り返し地方卸売青果市場を営んでいた父親が病に倒れる。その父親からは“家業は継がなくてもいい”と言われていたが、この時、本田氏の心の中で“継ぐべきところは継ぎたい。それが自分のトラディショナルミッションだ”と自覚するようになったという。そして2003年、有限会社会津食のルネッサンスを設立し、地域米のブランド化に携わるようになる。 &#13;
     &#13;
   &#13;
地元“会津”をブランド化し、米を中心に“食”をプロデュース &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　以来、本田氏は手探りでお米を扱うようになる。何故、米を扱うようになったのか？ その理由についてたずねると、「お米は日本酒や味噌になります。派生商品が多い分、その波及効果も大きく、やりがいがあると思ったのです」。そして試行錯誤を繰り返し、2004年に“ながいき農法”で育てたブランド米『雷神光』を、2006年には雷神光でつくった最高級の大吟醸酒『純米吟醸酒　雷神光』（500ml・13,000円）を市場に送り出す。　本田氏は、こうした高額商品を取り扱っているうちに、「商品にこだわると、どんどん価格が上がっていく。そんな高額商品を一体誰が買うのか？ 本物にこだわる人は誰なのか…。」と悩み、商品販路を模索するうち、“会津”を商品化することを真剣に考え始める。そして2008年、会津にこだわったブランド米『会津継承米 氏郷』を発表する。「会津はおいしい空気と水、肥沃な土、気候に恵まれた米作りに最適な土地です。そのうえ、良いお米を作る上で欠かせない土作りを、5年もの歳月をかけて行ってきました」。その美味しさは、鮨の名店『銀座久兵衛』でも使用していると言うから折り紙付きだ。　また、本田氏は氏郷の美味しさは食べてもらわなければ分からないという観点から、氏郷を使ったおにぎり屋『ライスキッチン 穂の香』を郡山に出店する。こうした動きは、本田氏の次のビジネスへと進展していく。 &#13;
      会津磐梯山を眺める氏郷の水田にて、生産者の梶内正信氏とともに生育具合を確認する本田氏。「農家は作るのがプロ。販売は不得意だから、本田さんと分業してやっていきたい。こうした取り組みが、これからの農業の道しるべになればいいですね」と梶内氏 &#13;
     &#13;
   &#13;
“食”から“生活スタイル”へ。広がりを見せるプロデュース領域 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      国立公園の中に位置し、敷地内の五色沼も楽しめる『HOTELLI aalto（ホテル・アアルト）』。北欧家具に会津産のアメニティや食事、源泉かけ流しの温泉など、日常を忘れてゆったりくつろげる。〒969-2701福島県耶麻郡北塩原村大字檜原字大府平1073-153　Tel:0241-23-5100URL: http://www.hotelliaalto.com/ &#13;
      　本田氏の活動は会津若松や福島県内の人々の目にとまり、食事のメニューを変えたいという旅館、温泉地にレストランを出したいといった相談が寄せられるようになる。本田氏は、こうした相談に快く応じ、メニューから、店舗の内装やサービスに至るまで、店舗プロデュースを行う様になっていく。素地に専門の経営があり、経営品質を専門に学んできたことから経営・サービスの世界の一流を見てきているからできる技である。「“食”の仕事を通じて“誰に”“何を”“どういう風に”見せていくかについて考え続けていると、関わっていく領域がどんどん広がってきます」（本田氏）　そして、この春、食材・食器・内装・アメニティにいたるまで、本田氏が会津にこだわりプロデュースに関わった『HOTELLI aalto』（福島県裏磐梯）がオープンした。料理を見ると、身が締まって甘い“慶徳玉葱”や緻密な肉質を持った“会津丸茄子”といった会津の伝統野菜を使った前菜に始まり、北会津産 栗カボチャのグラチネ、西白河で捕れたイワナのムニエル等の洋食メニューに、最後は釜で炊いた氏郷のごはんで締めくくり。会津の食を満喫してもらいたいという、本田氏の気持ちが込められている。　本田氏は、こうしたメニュー開発以外に、会津食材の仕入れ先紹介や、人脈を活かしてＰＲやパブリシティにも協力している。同ホテル・スタッフの永山忠宏氏は、「会津でのネットワークがなかったので、食材を含めサポートしてもらっています。本田さんは顔がひろく、仕入れ先との契約など本当に助かっています」。 &#13;
     &#13;
   &#13;
中央で開拓した人脈・情報を、地元・会津へ橋渡し &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　最近、本田氏は地方行政や自治体との取り組みに、民間代表として参加するようになってきた。例えば、会津の17市町村の食と農業に関わる人の集まり　『会津お裾分けプロジェクトの会』や『会津スローフードの会』で会津の食文化の情報網づくりに励み、そして『会津ブランド推進委員会』では会津ブランドの育成、『会津経済循環推進協議会』では会津の企業経営の質の向上に取り組んでいる。「行政の集まりには積極的に参加し、中央で開拓した人脈・情報を、地元に橋渡しするようにしています。こうした活動が実を結び、会津の食イベントや商談会、ビジネスマッチングなども行われるようになりました。他にも他県と連携し、同じ武家町である石川の方と組んで“専門家で創る武家料理とは？”をテーマに、加賀と会津の武家料理サミットを行ったこともあります」。（本田氏） &#13;
      会津ブランド推進委員会の会議で発言する本田氏。地元・会津の生産者のために、東京から有意義な情報を持ち帰り、積極的に情報提供を行っている &#13;
     &#13;
   &#13;
にっぽんe物産市を通じて得た、日本全国の同志 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      『会津の伝統野菜を守る会』を立ち上げた父・勝美氏の意志を継ぎ、会津の伝統野菜を広める活動を続ける本田氏 &#13;
      　こうした活動の延長線として、本田氏は昨年『にっぽんe物産市』の地域プロデューサーとして1年間活動を行った。「日本全国に同じ志を持っている仲間がいることが分かったのが嬉しかったですね。私たちの活動は、地域ではまだまだ少ないので、みんな孤独にやっています。だからこそ、同志を得られた感じです。また、地域プロデューサーそれぞれが独自のビジネスモデルで活躍しているので、地域プロデューサー間のネットワークを活発にして、それぞれの地域がさらに発展するような取り組みをしていきたと思っています」。（本田氏）　また、これから地域プロデューサーを目指す人に向けてアドバイスを伺うと、「地域プロデューサーのビジネスモデルは様々です。まずは自分自身の地域・扱う食材、ロールモデルについてプロであってほしい。中途半端ではダメなのです。専門家でないとチームに入っていけない。例えば“こんな食材を探しているのだけれど”と聞かれたらすぐに答えられる、お互いに持続可能な関係を築ける人が理想です」。 &#13;
     &#13;
   &#13;
地域経済活性化、会津ブランド海外進出に向けて、人作りから始めよう &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      　今回のインタビューは本田氏が運転する車中で行われたのだが、最後に本田氏自身の夢についてたずねてみた。すると、ハンドルを握りながら、強い意志を感じるしっかりとした口調で答えてくれた。 「会津をひとつの企業ととらえて、地域経済を10年以内には既存とは違うモデルで活性化させたい。会津のブランドで海外に進出して、勝負をしてみたいですね。海外の顧客から“ソニーやトヨタもいいけれど、会津も素晴らしい”と言われたい。　そのためには、まず人作りからです。会津という土地は、何をやっているかという“What”ではなく、何のために働いているかという“Why”を問われます。そういう気質なので、相手に認めてもらえれば“俺はお前のために何をしたらいい”となるわけです。こうした教えを、戊辰戦争で西軍が攻めてくる前からたたき込まれている（笑）。会津という土地は、自然の力が溢れているため、人も生物も育ち具合がとても良いのです」。 &#13;
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   &#13;
     &#13;
       &#13;
       &#13;
        プロフィール本田勝之助（ほんだ・かつのすけ）早稲田大学政治経済学部を卒業、その後経営を専門に学び、2001年にIT関連会社、株式会社 ティーアンドエフカンパニーを設立。会津若松に本社を、六本木に東京支店をおく。2004年に有限会社 会津食のルネッサンスを設立。 豊富なITを利用して、食文化をはじめとする会津の洗練されたいいものを、今の形に合わせて発信する事業を展開中。2007年には日本の文化的な伝統産業をリノベートする会社、株式会社ヒルサイドコネクションを設立、現在、その2社の代表を務めている。また『経営品質賞』、『会津お裾分けプロジェクトの会』、『会津スローフードの会』などの活動も行い、会津の企業経営の質の向上や、学校経営品質の専門家として、公立学校の経営アドバイスを多数行っている。 かつのすけ.jp　http://www.katsunosuke.jp/ 継承米.com　http://www.keisyoumai.com/ &#13;
     &#13;
   &#13;
</summary>
    <content type="text">各地域にあるおいしいものは、大消費地では極上のフレンチにもなる &#13;
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      　7月6日、東京・銀座の高級フランス料理店『マキシム・ド・パリ』が実施する、『にっぽんe物産市』の商談会と連携したフェア『ツアール・ド・ジャポン・サブール・ド・セゾン（日本の食材再発見の旅）』記者発表の席で、昨年の地域プロデューサー 本田勝之助氏が記者からの質問に応えていた。　「各地域にあるおいしいものは、それぞれの地域で “和食”として取り入れられています。しかし、これを大消費地にもっていけば、今回のマキシム･ド･パリさんのように極上のフレンチにもなる。こういう動きがあれば、経済的にも、地域の誇りという面でも生産者のためになるはずです。そしてそれこそが、農業後継者問題の改善につながると信じています。こうした動きを地方の生産者の皆様に知っていただきたいですし、さらに各地で広げていきたいと思っています」。 &#13;
      左から銀座マキシム･ド･パリ副支配人　齋藤正浩氏、マキシム･ド･パリ総料理長　斎藤裕之氏、経済産業省商務情報政策局　河合克也氏、地域プロデューサー　本田勝之助氏 &#13;
     &#13;
   &#13;
ITベンチャー経営者からの転身 &#13;
 &#13;
   &#13;
     &#13;
      本田氏が地域プロデューサーとしても尊敬している実父、株式会社会津農産 代表取締役 本田勝美氏とともに。勝美氏が持つ農家・流通のネットワークや知識は、本田氏の活動を強く支えている &#13;
      　本田氏は大学を卒業後、専門学校で経営学を学んだ後、知人のITベンチャー企業で経営に携わっていた。そして2001年、企業経営に基づく戦略的情報化やそのソフトウェアの開発をする、株式会社ティーアンドエフカンパニーを自ら設立。社員がSEとなって要件定義を行い、会津大学の学生がプログラムを組むという、人材育成を重視したユニークな経営スタイルで、会社は順調に業績を伸ばしていた。　しかし設立2年目に、大正9年から続く青果問屋『本田屋商店』、その後合併を繰り返し地方卸売青果市場を営んでいた父親が病に倒れる。その父親からは“家業は継がなくてもいい”と言われていたが、この時、本田氏の心の中で“継ぐべきところは継ぎたい。それが自分のトラディショナルミッションだ”と自覚するようになったという。そして2003年、有限会社会津食のルネッサンスを設立し、地域米のブランド化に携わるようになる。 &#13;
     &#13;
   &#13;
地元“会津”をブランド化し、米を中心に“食”をプロデュース &#13;
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      　以来、本田氏は手探りでお米を扱うようになる。何故、米を扱うようになったのか？ その理由についてたずねると、「お米は日本酒や味噌になります。派生商品が多い分、その波及効果も大きく、やりがいがあると思ったのです」。そして試行錯誤を繰り返し、2004年に“ながいき農法”で育てたブランド米『雷神光』を、2006年には雷神光でつくった最高級の大吟醸酒『純米吟醸酒　雷神光』（500ml・13,000円）を市場に送り出す。　本田氏は、こうした高額商品を取り扱っているうちに、「商品にこだわると、どんどん価格が上がっていく。そんな高額商品を一体誰が買うのか？ 本物にこだわる人は誰なのか…。」と悩み、商品販路を模索するうち、“会津”を商品化することを真剣に考え始める。そして2008年、会津にこだわったブランド米『会津継承米 氏郷』を発表する。「会津はおいしい空気と水、肥沃な土、気候に恵まれた米作りに最適な土地です。そのうえ、良いお米を作る上で欠かせない土作りを、5年もの歳月をかけて行ってきました」。その美味しさは、鮨の名店『銀座久兵衛』でも使用していると言うから折り紙付きだ。　また、本田氏は氏郷の美味しさは食べてもらわなければ分からないという観点から、氏郷を使ったおにぎり屋『ライスキッチン 穂の香』を郡山に出店する。こうした動きは、本田氏の次のビジネスへと進展していく。 &#13;
      会津磐梯山を眺める氏郷の水田にて、生産者の梶内正信氏とともに生育具合を確認する本田氏。「農家は作るのがプロ。販売は不得意だから、本田さんと分業してやっていきたい。こうした取り組みが、これからの農業の道しるべになればいいですね」と梶内氏 &#13;
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“食”から“生活スタイル”へ。広がりを見せるプロデュース領域 &#13;
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      国立公園の中に位置し、敷地内の五色沼も楽しめる『HOTELLI aalto（ホテル・アアルト）』。北欧家具に会津産のアメニティや食事、源泉かけ流しの温泉など、日常を忘れてゆったりくつろげる。〒969-2701福島県耶麻郡北塩原村大字檜原字大府平1073-153　Tel:0241-23-5100URL: http://www.hotelliaalto.com/ &#13;
      　本田氏の活動は会津若松や福島県内の人々の目にとまり、食事のメニューを変えたいという旅館、温泉地にレストランを出したいといった相談が寄せられるようになる。本田氏は、こうした相談に快く応じ、メニューから、店舗の内装やサービスに至るまで、店舗プロデュースを行う様になっていく。素地に専門の経営があり、経営品質を専門に学んできたことから経営・サービスの世界の一流を見てきているからできる技である。「“食”の仕事を通じて“誰に”“何を”“どういう風に”見せていくかについて考え続けていると、関わっていく領域がどんどん広がってきます」（本田氏）　そして、この春、食材・食器・内装・アメニティにいたるまで、本田氏が会津にこだわりプロデュースに関わった『HOTELLI aalto』（福島県裏磐梯）がオープンした。料理を見ると、身が締まって甘い“慶徳玉葱”や緻密な肉質を持った“会津丸茄子”といった会津の伝統野菜を使った前菜に始まり、北会津産 栗カボチャのグラチネ、西白河で捕れたイワナのムニエル等の洋食メニューに、最後は釜で炊いた氏郷のごはんで締めくくり。会津の食を満喫してもらいたいという、本田氏の気持ちが込められている。　本田氏は、こうしたメニュー開発以外に、会津食材の仕入れ先紹介や、人脈を活かしてＰＲやパブリシティにも協力している。同ホテル・スタッフの永山忠宏氏は、「会津でのネットワークがなかったので、食材を含めサポートしてもらっています。本田さんは顔がひろく、仕入れ先との契約など本当に助かっています」。 &#13;
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中央で開拓した人脈・情報を、地元・会津へ橋渡し &#13;
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      　最近、本田氏は地方行政や自治体との取り組みに、民間代表として参加するようになってきた。例えば、会津の17市町村の食と農業に関わる人の集まり　『会津お裾分けプロジェクトの会』や『会津スローフードの会』で会津の食文化の情報網づくりに励み、そして『会津ブランド推進委員会』では会津ブランドの育成、『会津経済循環推進協議会』では会津の企業経営の質の向上に取り組んでいる。「行政の集まりには積極的に参加し、中央で開拓した人脈・情報を、地元に橋渡しするようにしています。こうした活動が実を結び、会津の食イベントや商談会、ビジネスマッチングなども行われるようになりました。他にも他県と連携し、同じ武家町である石川の方と組んで“専門家で創る武家料理とは？”をテーマに、加賀と会津の武家料理サミットを行ったこともあります」。（本田氏） &#13;
      会津ブランド推進委員会の会議で発言する本田氏。地元・会津の生産者のために、東京から有意義な情報を持ち帰り、積極的に情報提供を行っている &#13;
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にっぽんe物産市を通じて得た、日本全国の同志 &#13;
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      『会津の伝統野菜を守る会』を立ち上げた父・勝美氏の意志を継ぎ、会津の伝統野菜を広める活動を続ける本田氏 &#13;
      　こうした活動の延長線として、本田氏は昨年『にっぽんe物産市』の地域プロデューサーとして1年間活動を行った。「日本全国に同じ志を持っている仲間がいることが分かったのが嬉しかったですね。私たちの活動は、地域ではまだまだ少ないので、みんな孤独にやっています。だからこそ、同志を得られた感じです。また、地域プロデューサーそれぞれが独自のビジネスモデルで活躍しているので、地域プロデューサー間のネットワークを活発にして、それぞれの地域がさらに発展するような取り組みをしていきたと思っています」。（本田氏）　また、これから地域プロデューサーを目指す人に向けてアドバイスを伺うと、「地域プロデューサーのビジネスモデルは様々です。まずは自分自身の地域・扱う食材、ロールモデルについてプロであってほしい。中途半端ではダメなのです。専門家でないとチームに入っていけない。例えば“こんな食材を探しているのだけれど”と聞かれたらすぐに答えられる、お互いに持続可能な関係を築ける人が理想です」。 &#13;
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地域経済活性化、会津ブランド海外進出に向けて、人作りから始めよう &#13;
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      　今回のインタビューは本田氏が運転する車中で行われたのだが、最後に本田氏自身の夢についてたずねてみた。すると、ハンドルを握りながら、強い意志を感じるしっかりとした口調で答えてくれた。 「会津をひとつの企業ととらえて、地域経済を10年以内には既存とは違うモデルで活性化させたい。会津のブランドで海外に進出して、勝負をしてみたいですね。海外の顧客から“ソニーやトヨタもいいけれど、会津も素晴らしい”と言われたい。　そのためには、まず人作りからです。会津という土地は、何をやっているかという“What”ではなく、何のために働いているかという“Why”を問われます。そういう気質なので、相手に認めてもらえれば“俺はお前のために何をしたらいい”となるわけです。こうした教えを、戊辰戦争で西軍が攻めてくる前からたたき込まれている（笑）。会津という土地は、自然の力が溢れているため、人も生物も育ち具合がとても良いのです」。 &#13;
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        プロフィール本田勝之助（ほんだ・かつのすけ）早稲田大学政治経済学部を卒業、その後経営を専門に学び、2001年にIT関連会社、株式会社 ティーアンドエフカンパニーを設立。会津若松に本社を、六本木に東京支店をおく。2004年に有限会社 会津食のルネッサンスを設立。 豊富なITを利用して、食文化をはじめとする会津の洗練されたいいものを、今の形に合わせて発信する事業を展開中。2007年には日本の文化的な伝統産業をリノベートする会社、株式会社ヒルサイドコネクションを設立、現在、その2社の代表を務めている。また『経営品質賞』、『会津お裾分けプロジェクトの会』、『会津スローフードの会』などの活動も行い、会津の企業経営の質の向上や、学校経営品質の専門家として、公立学校の経営アドバイスを多数行っている。 かつのすけ.jp　http://www.katsunosuke.jp/ 継承米.com　http://www.keisyoumai.com/ &#13;
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