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奥三河の伝統芸能「花祭り」

「テーホヘテホヘ」と夜を徹して繰り広げられる花祭りは、 鎌倉から室町にかけての時代に、修験者のような人によってこの地に伝えられたといわれています。 祭りは、花宿の清めから始まり、神迎え、湯立て、宮人の舞、青年の舞、幼児の舞、山見鬼、榊鬼など役鬼の舞、み こ、翁などの神々の祝福、少年の舞、湯で清める湯ばやし、神返しま で休む事なく、ほぼ一昼夜をかけて行われます。
神を迎え、悪霊を払い除け、無病息災、五穀豊穣、村中繁栄を願うこの花祭り、 11月初旬から3月上旬にかけて、東栄町11ヶ所、豊根村5ヶ所、津具村1ヶ所で盛大に開催されます。
北設楽地方に伝わる伝統芸能「花祭」は、町村ごとに開催する日が異なっています。
毎年正月二日に行われます。花祭は今に残る農民信仰のあらわれであり、氏神様を迎えて心身を清め、神の姿鬼のいでたち神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈る。午後から白鳥神社の舞庭で30 種以上の舞いや神事が夜を徹して行われます。悪態祭ともいわれ、この日は観客も舞手に悪態をつくことが許されているので酒をのみ悪態をつき、日頃のうっぷんを晴らしながら舞手と観客が一体となって盛り上がります。まさに神人和合の雰囲気を醸し出します。太鼓と笛の音色、群集の乱舞の光景が独特の雰囲気を作り上げます。神と人の融合があるとすればまさにこうした雰囲気のことでしょう。山間地の冬の夜の冷え込みは厳しいものがあります。しかし晴天の日の夜は星空がとても見事です。空は山の稜線によっていろいろの角型に区切られます。舞宿に近づくにつれ漆黒の静寂の中に祭りのざわめきが聞こえてきます。
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